2010年 新年寄稿文
![]() | 一級建築士 代表取締役社長 野 島 斉 |
皆様、新年明けましておめでとうございます。
ZENOMAの野島製材所は、お陰様で61年目に入ることになります。
陰暦で言う干支が元に戻る還暦を過ぎて、新しい始まりの「A」が本格的に動き出す年とも言えます。
一口に61年と言っても、今までの過ぎ去った出来事が走馬灯のように思い起こされます。
一見なんの関係のない様々な出来事は、実はつながっていて響き合っています。
響き合っているからこそ、そのうねりを心で感じ取って、どこに向かっていくのか見極めることが大切だと思います。
一昨年から昨年にわたる世相をあらわす一文字の漢字は「変」から「新」でした。
でも昨年の「新」は、新年にあたって感じるような力強さではなく、「変」を受けついたような不安定な状態の連続だったと思います。
政治で言えば、政権交代によって生まれた「新」政権の迷走、経済で言えば、「新」デフレ不況、文化で言えば、定着しない「新」人類や未経験の「新」インフルエンザの不安、これら一連の出来事は単なる偶然の出来事ではなく、私たちの営みの響きあいの結果だとすれば、「新」の言葉に甘えて無策で新しい年を迎えるわけにはいきません。
この何ともしがたい状況をまずは素直に受け止めて、真の力強い「新」に向かわせるべき抱負を私たち一人一人が心に描くことを誓う必要があると思います。
対峙して抵抗するのではなく、大きなうねりの波でその方向を変えるために・・・・
昔からよく言った言葉に、「迷ったら原点にたち帰れ」と言います。
故きを温ねて新しきを知る。
古き伝統の中に「新」を見出す心構え・・・・
住まいで考えれば、奇をてらうのではなく日本の住文化を見つめ見直すこと。
「地球(ガイア)」の自然の力を見直し、その力を「住まい」の力に変えて、「住まい」と「人」の健康の「再生」を促す新しい試み、挑戦はすでに始まっています。
新しく生まれ変わって、生きていくための「再生」の力を信じて求めていきたいと願っています。
今年もよろしくお願いいたします。
スタッフ一同



